6月は環境月間と共に、食育月間です
   
   篠山市でも6月の第一週の日曜日に環境月間の行事として、各自治会を中心にクリーン作戦が行われましたが、食育の目立った行事は市の全体ではなかった。
環境も大切な問題ではありますが、食育は人間が生きる上で基本中の基本であり、最も大切なことである。にもかかわらず、市内を見渡してもそれらしき行事は見当たらなかった。


   6月は食育月間で有り、毎月19日は食育の日
   この機会に皆さんも食育に取り組んで見てはいかがでしょうか。
「食育」とは、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践できる人間を育てることです。家族そろった楽しい食卓、栄養バランスのとれた食生活を心がけるとともに、食の安全に対する意識を高めましょう。

   子どもたちの成長と私たちの健康に大きな役割を果たす「食育」
   皆さんは、「食育」という言葉をご存じですか? 食育とは、さまざまな経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることです。
食べることは、私たちが生きていく上での基本です。しかし、近年、私たちの食生活をめぐっては、偏った食生活など生活習慣の乱れからくる生活習慣病が増えたり、朝ごはんをとらない若者が増えたりするなどの問題が指摘されています。また、私たちが口にする食べ物についても、調理食品や外国からの輸入食品が増えたり、食の安全や信頼性にかかわる問題が発生したりするなど、食を取り巻く環境が大きく変化しています。
こうした中で、子どもたちが食に関する知恵を身につけ、健康的に成長していくために、また、成長後も健康的な食生活を継続し、生涯にわたって健康を維持し、生き生きと暮らすために、食育は重要なものとなっています。
また、子どもたちが農作物の栽培や収穫を手伝ったり、家庭や地域の人から料理の仕方を学んだりするなど、食に関するさまざまな経験をすることは、食に関する知恵を身につけ、食べ物や生産者に対する感謝の気持ちを持つようになるなど、子どもたちの豊かな人間性を育みます。

   家族そろって楽しく食卓を囲む「共食」を通して食育を
   子どもたちが「食」について学ぶ最も身近な場所は、家庭の食卓ですが、家族が朝食や夕食をばらばらに食べる状況が見受けられます。家族そろって楽しく食卓を囲む「共食」は食育のためのとても大切な時間と場です。
家族とコミュニケーションをとりながら食事をすることで、子どもも食事の楽しさを実感することができます。また、箸の正しい持ち方や食事の作法・マナー、食文化などを親が子どもに伝えることで、良い習慣や正しい知識を身につけることができます。
子どもが健やかに成長していくためには、1日3食、規則正しく、バランスの良い食事をすることが大切です。そして、身近で育った季節の食材をおいしく食べる、身近で育った食材を常食することが最も大切で有ります。栄養バランスは整っていても、外国産の食材を中心に常食することはかえって不健康にならざるを得ません。心土不二と言われるように地元産の食材を常食することが最も健康的だと言われています。そうした食生活の習慣を身につけさせるのも、家庭での食育の役割です。家族のコミュニケーションを深めながら、規則正しい食生活を身につけるために、家族そろってごはんを食べることを心がけてはいかがでしょうか。
地元産の食材を中心に、栄養バランスのとれた食生活や食の安全に対する意識を高めましょう
健全な食生活を送ることは、生活習慣病の予防・改善の第一歩につながります。
健全な食生活を実践するためのポイントは、地元産を中心に「バランスのとれた食事」です。ごはんを主食にし、主菜・副菜を組み合わせた「日本型食生活」は、栄養バランスがとれた食事とされています。バランスのとれた食事をするために、どんな食べ物をどれだけ食べればよいかは、「食事バランスガイド」を参考に。また、食品の安全性に関する意識と関心を高めることも重要な食育の一つ。
国では、消費者に対する情報提供の充実を図り、食品情報に関する制度の普及・定着を図るなどさまざまな取組を推進しています。私たちも、普段から食の安全についての情報に注意しましょう。


   毎年6月は「食育月間」、毎月19日は「食育の日」
   毎年6月は「食育月間」です。国や地方公共団体、関係団体などが協力して、食育推進運動を重点的かつ効果的に実施し、食育の一層の浸透を図ることとしています。

   
 
 
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