日本人に適した食事を
   
   
  現在、生鮮食料品は新幹線や高速道路の発達によって山間地域までトラックで、その日の内に運ばれるようになった。
今まで腐るという理由で運べなかった肉やハム・卵が冷凍や防腐剤を入れて運べるようになり、日本人の食生活が大きく変化してしまった。

古来からの日本の食文化は廃れてしまった。そして、日本の食生活は西洋化されてしまったのである。情けない事である。

その結果、体格は良くなったが体質は悪化し、病気になりやすい子供が出来てしまい、小学生で糖尿病、アトピー性皮膚炎、喘息、小児成人病、小児癌が出来上がってしまったのである。

それだけではない、精神にまで影響していると言われている。BSE問題でアメリカ産の牛肉が輸入禁止に成っていたが、アメリカの圧力に押されて輸入が再開された。


なでこうまでして、肉やパンをたらふく食べなければならないのか。
しかも経済力に任せて世界中から食糧を買い集めて、食べ残しは捨てられるしまつ。

そこまでして生活習慣病を増やさなくても良いのではないか。

世界一の長寿国と言われる日本であるが、認知症や寝たっきりのお年寄りをこれ以上増やしては成らないと思う。

介護保険も大切でしょう。
しかし、介護の世話に成らない健康で老いて行くことが大切である。

それには何を於いても食事を根本から考え直さなければ成らない。

本来の日本の伝統食に戻るべきである。

(つづく)
 
 
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