ごはんの良さをご存じですか?
 「ごはん」の良さをもう一度考え直してみませんか
 
 ごはんの良さを見直し、健康長寿の基本は食にあり、日本の食文化をもう一度基本に帰って考え直していきたいと思います。

日頃は何気なく口にしている「ごはん
この「ごはん」が私たちの食生活にはどんなに素晴らしいことかご存知でしょうか。

日頃の食生活改善のため、脂肪の取りすぎを抑え食事のバランスを良くするためには「ごはん」は最高の主食と言われております。
「ごはん」はエネルギーの元になる糖質(炭水化物)と蛋白質をバランス良く含んでおり主食として最高の食べ物だと言われている。

「ごはん」は太りすぎを防ぎます
お米に含まれる糖質は消化吸収して消費された残りはグリコーゲンとなって貯蔵されますが能力を超えるものは優先的にエネルギーとして消費に使われます。
また、「ごはん」は粒で食べるために、そしゃくが必要であり消化吸収が穏やかになります。つまり、腹もちがよいということです。
このために余分なエネルギーを体脂肪に変えて蓄える作用が有るインスリンの分泌を刺激するのを抑えます。
これらの事から「ごはん」は太りにくく、肥満予防には良いと言われています。


ところが
日本人は米を食わなくなってしまった。
大東亜戦争敗戦後は、主食であるコメが不足し、国民はひもじい思いをしてきた。
その後、米の品種改良や栽培技術の向上によりコメの生産は急激に増加し、昭和40年代には生産過剰となってきた。
米の増産とは逆に、日本人は米を食わなくなってしまった。そこでコメ余りを防ぐと同時にコメの価格安定と言うことで減反政策まで取られたのである。

おかげで農家はコメの価格維持と言う名目をつけられ国は転作を実施した。
しかし、米の価格は安定するどころか毎年少しづつ値下がりしてきたのである。

それは、日本人が益々米を食わなくなってしまったからである。
私が、子どもの頃(昭和2030年代)成人は一人一年間で一石(150kg)の米を食べていた。

ところが、今の大人は一人年間60kgと言われている。なぜ、日本人はこれだけ米を食わなくなってしまったのか?

そんな思いから、歴史をたどってみると、戦後の学校給食にあったのだと、そんな思いに至ったのである。

敗戦の当時はかなり厳しい食糧不足に陥っていたのである。

そんな折、アメリカより、救援と言う名目で児童生徒にパンと脱脂粉乳による学校給食が始まったのである。

当時の食糧難からすると、大変ありがたい事だったかも知れないけれど、今に成ってその弊害が表面化してきたのではないだろうか。

アメリカの食料戦略にうまく乗せられたような気がする。

(つづく)

 

 
 
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